風がページをめくる 雑読散歩

気ままな読書散歩はただいま2400歩。ページをめくると子どもの頃を思い出したり、将来を思い描いたり、反省したり、憧れたり……歩いた先には何が待っているのか。わたしは、わたしが読んだ本でできている。フフフ

2009年12月

絵本『きずついたつばさを なおすには』ボム・グラハム著(読書散歩32)

きずついたつばさをなおすには (児童図書館・絵本の部屋)きずついたつばさをなおすには (児童図書館・絵本の部屋) 

2008年12月10日初版

とかいの たかい ところで、まどガラスに トリが ぶつかった

そして、おちてきた。

だれもきづかない。

ウィルだけがきづついた。

とかいのかたすみにも、命の灯はしっかりともっている…。


傷ついた小動物を世話したい気持 子供のときの体験を思いださせる

『御伽草子』太宰治著(読書散歩31)

走れメロス・山椒魚 (21世紀版少年少女日本文学館)走れメロス・山椒魚 (21世紀版少年少女日本文学館)
著者:太宰 治
販売元:講談社
発売日:2009-02-27




太宰治と井伏鱒二の短編が8話治められています。

この中の 太宰治「御伽草子」を読みたくて図書館で借りてきました。

ハードカバー全集ですが、中の挿絵が 絵本のようでかわいい


字も大きくて、仮名もふってあり 語句の説明も本文のすぐ上に出ていて とても読みやすかった。

「もんぺ」も絵つきで説明しなくてはならいのです。

モンペ:保温または労働着の一つ。はかまの形をして、足首のくびれている衣服。


太宰も井伏などを読むことは、古文、文化にも通じているようです。笑

これは確かに現代の子供たちが読むのは大変かも・・・

これらにかわる 作品があればよいのだけど


肝心な「御伽草子」は、瘤取り爺さんの話をなのですが
おじいさんの家庭生活にふれたりしてました。

こうしていろいろな瘤取り爺さんの話が出来ていくのでしょうね
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