風がページをめくる 雑読散歩

気ままな読書散歩はただいま2400歩。ページをめくると子どもの頃を思い出したり、将来を思い描いたり、反省したり、憧れたり……歩いた先には何が待っているのか。わたしは、わたしが読んだ本でできている。フフフ

2013年01月

『日本合唱名曲選』(読書散歩220)

久し振りに合唱のCDを借りてきた
夏の思い出
遥かな友に
夜の歌
怪獣のバラード
大地讃頌

学校時代に歌ったことがある曲を大人が合唱しておる
豊かな歌唱に 改めて合唱曲の良さを感じるのじゃ
皆と一緒に歌って楽しかった 
あのときの気持ちを思い出したい



『心がま~るくなる50のメッセージ』菅野泰蔵著(読書散歩219)

心がま~るくなる50のメッセージ (青春文庫)

¥630
悩み事の裏には かならず  自分の欲があるものだ

人間関係に悩む人は 相手に「こうあって欲しい」

と思っているからだ


うん たしかに そういうところある。

このようなことばが50紹介されている。

今の自分にしみる言葉と出会えるかも




『お経の意味がやさしくわかる本』鈴木永城著(読書散歩218)


各宗派の「お経」は何を語りかけているか? (KAWADE夢新書)

お経 博物館でお経の巻物をみたことはあります。

平家納経は素晴らしく美しかった 。

紺地に金で書かれたお経にはドキドキした。

漢字なので なんとなく読めたりもするが 

内容はあまり興味がなかった。

というより 理解できるとは思えなかった。

ーお経には 今を生き抜く智慧があるー まえがき

お経はお釈迦様の教えを 弟子達がしるしたもので 

「如是我聞」論語でいうところの「子曰く」

「聖書」も弟子が書き残したもの。

聖人とは、教えを書かないものなのね。

般若心経 阿弥陀経 法華経 観音経 などの読み方と訳が載っている。

訳にすると案外短いことに驚く。

写経 セットが売っているが 一度やってみたいと思いる。

「色即是空 空即是色」 
すべてのものは移ろいゆく 執着やとらわれから離れることが 
悩みや苦しみから解放される道である。そのことに気づくことが「智慧」。

繰り返し読んでみたい。




『ばけものつかい (落語絵本 (1)』川端誠著(読書散歩217)




ご隠居さんは 奉公人を連れてお屋敷に引っ越してきました

そこはお化けが出るというウワサのお屋敷だったのです。

奉公人は 怖がって出て行ってしまいました

こまったご隠居さん 夜になるとオバケが・・・


裏表紙の絵まで 楽しめた

次は何を借りようか






『ひらがな暦 三六六日の絵ことば歳時記』おーなり由子著(読書散歩216)



ブログを本にしたような 身近な話題 読みやすい文章

暦だから 二十四節気や「何の日」にもあります。

温かかな線のイラストが 楽しい読み物にしている。

以前 暦を意識したブログを書こうとしていたことを思い出した

あのころから 「自然」を意識したのだった。

見て 聞いて 読んで 撮って 感じて 書いてきたこの数年

今の自分は ただ歳を取っただけでは ないさ 



『ごぼう茶若返りダイエット』南雲吉則著(読書散歩215)




小夜はキンピラゴボウが好きでよく食べます。

しかし そのゴボウがお茶になるとは驚きです。

しかも やせる 若返る 美肌 しみにも効果があるという。


それは ポリフェノール、食物繊維、サポニンの効果!。

ゴボウは野菜というより お薬のようです、

なんと ゴボウは日本特有の野菜なのです。

ヤマトナデシコの美しさの秘密はここにあったやも知れぬのぅ。


その効果を 試してみるぞよ


ゴボウ茶は自分で作れるのじゃ

早速 洗いゴボウを買ってきたゾヨ  158円なり

一本全部ピーラーで笹がきにして、ザルに入れて天日に干す、
フライパンで煎って、できあがり。




『シンプルに美しく生きる44のレッスン』ドミニック・ローホー著(読書散歩214)



美に触れ 自らの感性を育て 自分にとっての美を発見するヒントになれば
と 著者が心打たれた美をモノクロの写真をそえて紹介している。

たとえば 
・上質でエレガントな手帳 毎日つかうものに美しいものを選ぶ。
・美酒と酒器       好みのお酒を好みの酒器でいただく。
清潔がもたらす美しさ 掃除と片づけは美意識と密接にかかわる
・身心を美しく保つために歩く 自分のためだけの時間を楽しみましょう。
・小さな住まい   簡素で温かい、休息を感じられる場所にしましょう。
・満ち足りた瞬間を楽しむ 散歩で出合ったハッとした瞬間。
・雨 雲 影 無 余白  五感と知性と感情で美を堪能する
・人生の輝きを書き留める
など

私にとっての美・・・
小さい住まい これは〇だわ
満ち足りた瞬間 これは △
 写真を撮ってもブログにアップできてないのでね。
なにかちょっと文章をと、格好つけるからなのです。
もっとシンプルに行動するとしよう。

しかし ここでも掃除ですね。


絵本『はっぴいさん』荒井良二さく(読書散歩213)



はっぴぃさんは ねがいごとを きいてくれるのです

やまのうえの おおいないしのうえに ときどきくるのです

はっぴぃさんにあいに

のろのろあるく ぼく 

あわててはしる わたし

さあ はっぴぃさんに あえたでしょうか



この絵本は 表紙の裏や本文に 鉛筆で描いた落書きのような線があり

ドキッとさせられた。

落書きじゃなかったと ホッとするも

さらに ドキリとさせられた。

なぜ?戦車が描かれているの・・・

この ぼく と わたしは・・・誰




『孤独のチカラ』齋藤孝著(読書散歩212)



『孤独』シリーズ

テレビでもお馴染みの斉藤孝センセイの著書

あの爽やかな印象のセンセイと孤独 つながらなかったが

著書によると 孤独なときを過ごしたことがあるという。

そして、孤独のときに力を伸ばす。だから積極的に孤独になれという。


・鏡に映る自分と対話

・読書 芸術に触れる

・日記をつける

・ストレッチをしたり ハミングで体に振動をかんじる

・地水火風  自分はいつでも自然に抱かれていると感じる

  小夜は良く空を見ます。 雲を月を 星を
  水の流れを見つめたり ろうそくの炎をみつめたりもします。
  風に揺れる草花を見つめたり 風の奏でる音を聞いたりする。
やはり 孤独を感じているかしら。

大叔母は よく河原でゴミを燃やしたそうです。
「何でも燃やしてしまう」と家族にいわれていました。
片づけ物も好きだっただろうが、炎を見つめたかったかもしれない、
炎に自分の中のたまったものを燃やしていたのかも。
寺でも教会でもローソクを灯すのには そんな意味があるのかも
ひところアロマキャンドルが流行った。

そんなことを思いながら 窓の下 走りゆく車のライトの流れをみている

『きょうというひ』荒井良二著(読書散歩211)





今日という日のために 用意していたセーター、

身支度を整えて たくさんのローソクを灯す。

今日という日の 祈りが 消えないように、

新しい傘 新しい雪靴  その日のために用意する。

その日が きょう。


雪の中 蝋燭を灯す行事(?)をテレビで観たことを思い出した。

準備をしている時も楽しい、準備しているときも祈っている。





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