西洋の城、ジャファー(アラジンに出てくる魔法使い)のような魔法使い。
平安時代の姫君のような娘。多国籍な不思議な絵。
むかしむかし 世界のてっぺんにある
白く冷たい国に、魔法使いとその娘が、
たった二人きりでくらしていました。
絹の衣、宝石欲しいものは何でも手に入いりましたが、
話し相手はいませんでした。
魔法使いは、娘に本を与えました。
娘は、この世に幸せ、悲しみ、苦しみ、勇気や愛のあることを知りました。
娘には名前もなく、ただ”むすめ”と呼ばれていました。
ときおり、名前で呼ばれていた幼い頃の夢をみることがありましたが、
どうしても名前を思い出すことができません。
そこで娘は、自分の名前を父の魔法使いにたずねるのでした。
お前は「バラだった」
「それならバラにもどしてください。」
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小鳥になった娘は・・・勇気をだして、自分を探したのでした。
この続きもあるのでは?
いろいろ想像してしまいました。
それも楽しいです。