京極夏彦
友人に化けたきつねに相撲で勝ったと思ったら、餅をとらていた。
死んだ婆さんが動いた。ふと見ると、狐がのぞいている。
バチ当たりなきつねめ。術を掛けたか、幻を見させたのであろう。
漁師の妻そっくりの女が峠の小川に立っていた。
「おかしい?」漁師はその女を刺し殺した。
漁師が家に帰ると、妻はいた。
「夢であなたを迎えにいったが、誰かに襲われてしまった」
漁師が峠に戻ると、そこには狐が横たわっていた。
夢で野山を行く時は、狐の身体を借りることがあるのだろう。
狐の話はさまざまである。
キツネは、動物園で何回か見たことあります。
タヌキはテレビでも見ることがあるけど、キツネは話題になりませんねぇ、
何でだろう。
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遠野あたりでは、おまくということが起きる…。
死を告げ、空を飛び、時空をこえる「おまく」の謎とは。
大工たちが見ているなか、あらわれて、いなくなった娘。
その娘は翌日に…。
散歩をしていたら、川に姉が赤ん坊を背負っている姿が見えて、消えた。
電報が届いた・・・。
近衛連隊の甚太郎は、頭を打った。死ぬかも。故郷を思い浮かべた。
甚太郎は飛んだ。川に妻と姉が。家には母が。
目が覚めた。半日意識がなかったという。
家から手紙が届いた。白い服の甚太郎が飛ぶようにやって来て、たちまち居なくなった。
原作 柳田国男。
「遠野物語」ずいぶん前にいくつか読んだことあります。
覚えている話は2つくらい・・。
ワタシは、ずいぶん前から不思議な話が好きだったのね。
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雨の山道 御坊が雨宿りをした小屋は・・・
そこに集まった商人たちが、百物語を始める。
商家の小僧があずき洗いだった。
婚礼の晩に山猫に呪われた。
顔色が変わり、震えだす御坊。
それは実話を巧妙に作り替えた物語で、
商家の小僧を殺し、花嫁を陵辱しながら、坊主となったその男への復讐劇だった。
白蔵主
甲斐国にある夢山。
その麓の狐の杜には、小振りな塚があり、
何を祀ったものやら 小さな祠が建っている。
果たして妖怪はいるのか?
水木先生の元お弟子さんでした。
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