南塚直子 絵
うら通りに、小さい傘屋がありました。
ほそいほそい雨の降る日、傘屋は、
小さい女の子が、垣根にもたれて、ぽつんと立っているのを見つけました。
女の子は、傘もささずに遠くを見ていました。
傘を持っていないという女の子のために、傘屋は、青色のすばらしい傘を作ってあげます。
すると・・・。
幻想的な物語。
売れる、儲かる 忙しくなった青年傘屋は
最初の青い傘を作った気持ちを忘れてしまって、
少女と最初に出会った垣根には・・・。
心の変化
優しい人も、変わってしまう。
深いお話でしょ。
わたしが子どもの頃、近所に傘屋さんがありました。
窓越しに、お店の中はカラフルな傘がたくさん展示されていました。
お店のおじさんがニコニコしていた印象が残っています。
今は、駐車場になっています。
にほんブログ村